面白いサイトを見つけた。
たった1つのwordpressで作ったサイトで、2ヶ月で月商1000万円、利益で600万円を叩き出した山村さんという人の話。
ビジネスの本質について、アップルのスティーブジョブズやシャープの副社長である佐々木正の言葉を交えながら描かれている。
漫画形式で書かれており、グイグイとストーリーに引き込まれる。
内容も面白かったけど、何より「見せ方」が面白いと思った。
「漫画」というだけで読み進めてしまう。
もしこれが、無料オファーなどによくある長ったらしいランディングページの形式で書かれていたら、たとえ内容や言っていることが同じだったとしても、パッと見て閉じていたと思う。
たとえばこんなやつ。
http://fukusc.com/osseminar/lp1a/index.html
このページを開いてどう思ったか・・・「またか」「胡散臭い」。
もしこの胡散臭いオファーがインチキじゃなくて真っ当なビジネスのものだったとしたら、非常にもったいないことをしてると思う。
胡散臭いセールスレターみたいなのは、もうやめたほうがいいんじゃないかな?
コピーライティングだか影響力だか知らんけど、この手のオファーの仕方に、もうみんな飽き飽きしてると思う。
コピーライティングが読み手を誘導するするための強力なツールだとしても、もう巷に溢れすぎてしまって陳腐化してるっていうか。
右を見ても左を見ても、みんな同じようなセールスレターばかり。こんな状況の中、コピーライティングを駆使して書いたとしても、まずページを開いた直後に閉じられると思う。
腕を組んだ偉そうな男の写真に、締め切りまでの時間を示すタイマー。大げさなキャッチコピーに嘘くさい体験談。こんなんばっかり。
こんなものが溢れかえってる状況では、読ませるためには今回の「BuRu is AppleMango!」のように、見せ方をガラリと変えるということがとても効果的やと思う。
パッと見て他と違うだけで「何や?」って気を惹かれるし、ついつい読み進めてしまう。タイマーもいらんし、腕をくんでる威厳を示すような写真もいらん。
この漫画の続きを読むためには登録フォームにメールアドレスを入力する必要があるけど、ぼくは何のためらいもなく登録した。
きっとこの漫画自体がプロダクトローンチの導入部でありメールアドレス取得のためのランディングページなんやろうけど、うまいこと作ってるなーって思った。
漫画の続きも楽しみやけど、この山村さんっていう人がこの漫画を使ってどのようにプロモーションを展開していくのか、それ自体が非常に勉強になりそうで楽しみ。